「正庁の間」のオープニングセレモニーの後、希望者は3班に分かれ、府職員の方の案内で府庁舎内を見学しました。
正面玄関から見ると、5階の正庁の間の部分がよく分かります。
正面玄関の車寄せ部分は、紫雲石による彫刻装飾が美しいです。
玄関吹き抜けホールは、3階まで吹き抜けで非常に重厚なかんじ。
イタリア産の大理石でできており、ぴかぴかに磨かれ、掃除も行き届いています。
南玄関の方に行くと、右側の大理石の壁にはいくつもアンモナイトの化石が確認できます。
大阪府庁は外観や玄関部分は良いんですが、内部は残念ながら結構ぼろぼろです。
普通に使われている執務室でも、そこらじゅうのガラスにひびが入っていたり、壁の塗装が剥げてぶらさがっています。
正庁の間のリニューアルで4200万円かかったそうですが、その他の修復も相当かかるからある程度は放置なんでしょうか。職員の方も冬は寒く、夏は暑いとおっしゃっていました。内部の方は慣れるでしょうが、お客さんで来た外部の人(外国の方とか)はこのぼろさ加減に驚かれるのではないでしょうか。
西側1階には「大阪府公文書総合センター」があります。
古文書や古い写真などの資料の展示なども行われています。
公文書総合センターの横には、食堂があります。
見学会後に何か食べようと思っていましたが、ランチは14時までで既に終わっていたので残念。メニューや値段はいたって普通です。
2階にある府議会の議場にも行きました。
外から見るとこの左側の2・3階部分が議場です。
議場もやはり都道府県庁舎の中では現役最古とのことです。
議場で見学会は終了。
5階の正庁の間に戻り、隣接した時代玩具展示室でのおもちゃコレクションの展示を見に行きました。
こちらも正庁の間と同じ、毎週水・金曜日の10:00~17:00(祝日、年末年始を除く)の公開です。
正庁の間は、今後もイベントや映画ロケの誘致などで積極的に活用されるそうなので楽しみです。まあ雰囲気的に、大阪市中央公会堂や京都府庁旧本館のように結婚式には使えないでしょうが、個人的には今回のようにコンサートしてほしいなあ。夜の開催で、大阪城でのランニング後に気軽に聴きにいけたりとか^^